着任会見をする佐賀地検の矢本忠嗣検事正=佐賀地検

 佐賀地検の検事正に着任した矢本忠嗣氏(57)が14日に会見し、制度導入から8年になる裁判員裁判について「まだ発展途上で、分かりやすい審議の実現に向けて一層充実させていく」と抱負を述べた。

 矢本氏は「今は裁判員裁判をきっかけにした刑事司法制度改革の大きな流れの中にある」という認識を示した。取り調べの録音や録画(可視化)の義務付けに加え、容疑者や被告が捜査に協力すれば起訴を見送ったりできる司法取引の導入に向けて、現場レベルで準備を進めていくとした。

 和歌山県出身で1989年に検事になり、福岡地検刑事部長、大阪高検公安部長、京都地検次席検事を歴任した。

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