佐賀県内の介護施設職員が悩みを共有し、制度改善などを訴える組織が15日に発足する。人員不足や低賃金が問題化する中、連携を強めて職場の課題解決や「居場所づくり」を目指す。加入を呼び掛けている。

 組織名は「さが介護・ヘルパーネット」。対象者はヘルパーやケアマネジャー、看護師、事務職員ら。介護の制度や技術に関する学習会や労働実態調査、自治体への職場環境改善要請を計画している。

 県労連によると、介護職員の組合加入率は低く、現場から声を上げるための基盤づくりとして、昨年から設立の準備を進めてきた。

 ヘルパーネット事務局次長の納富治郎さん(73)は「手をつなぐことで、いい知恵やエネルギーが生まれる。利用者が安心して介護を受けられる環境づくりにもつながれば」と話す。

 設立総会は15日午後2時から佐賀市立図書館で開く。看護師らによる報告や講演がある。会費は年間500円。問い合わせは県労連内の事務局、電話0952(25)5021。

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