知事が再稼働の判断をしないよう県の担当者に要請書を渡す長谷川照原告団長(右)=佐賀県庁

 玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働の差し止めを求める仮処分を佐賀地裁に申し立てている「原発なくそう!九州玄海訴訟」の原告団と弁護団は14日、山口祥義佐賀県知事宛てで再稼働の同意・不同意の判断をしないよう求める要請書を提出した。

 要請書は、県民説明会などで再稼働に反対や懸念の意見が多く出され、県内の首長3人が反対して他の首長も懸念を示している状況を挙げ、「県民の理解が得られていないのは明らか」と訴えている。

 県議会が13日に再稼働容認を決議して山口知事の判断が迫っているのを受け、長谷川照原告団長や岩井優弁護団共同代表らが県の担当者に提出した。長谷川団長は「知事は判断する前に自分の考えを示したうえで住民の意見を聞いてほしい」と述べた。

 また仮処分の第2回審尋が同日、佐賀地裁(立川毅裁判長)であり、次々回審尋の期日が9月29日に指定された。仮処分の可否の判断を示す決定はそれ以降になる見通しとなった。

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