生徒からの質問に答える山口知事(奥)=基山町民会館

 佐賀県の山口祥義知事が27日、基山町の東明館学園の中高生約400人に「これだから佐賀県は面白い!」と題して講演した。県行政のトップの考えを直接聞く好機に、生徒たちは遠慮なく疑問をぶつけていた。

 同校の教育講演会に山口知事が講師として登場した。知事は県が取り組む有田焼400年事業や、日本マイクロソフト社などと連携したIT人材育成の試みを紹介。「人口増には福岡県といかにうまく付き合っていくかが大事で、基山はまさにその玄関口」とも話し、福岡県内からの通学者が多い同校生徒たちに佐賀県の良さをPRする役目を期待していた。

 質疑応答の時間には積極的に手が上がった。諫早湾干拓の開門調査の是非を問う質問には「いろんな魚がいた海を取り戻してほしいというのが漁業者の願い。裁判で開門が決まったのに、守られていないのも問題。そういうことを県民と共に訴えていきたい」と答えた。生徒が「どうすれば地域の魅力作りになるか」と問うと「従来あるものでもデザインの切り口によって、かっこよく見せることができ、それが必要」という考えを示した。

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