気象庁は1日、8月の天候まとめを発表した。曇りや雨の日が続いた東北の太平洋側と関東甲信の日照時間が記録的に少なく、岩手県大船渡市、仙台市、東京都心では観測史上最も少なかった。一方、西日本では気温が高く、晴れが続いた沖縄・奄美では平均気温の最高記録を更新した。

 気象庁によると、日本の北に発生したオホーツク海高気圧の影響で北東から冷たく湿った風「やませ」が東北の太平洋側を中心に吹き込み、雨や曇りの日が続いた。降水を観測した日数が仙台市は29日、福島市は30日に達した。

 8月の日照時間は仙台市が平年の40%の57.1時間、大船渡市が39%の57.5時間だった。東北の太平洋側全体も49%で8月の最少を記録。東京都心は50%の83.7時間で、1977年の85.8時間を更新した。

 7月に晴れの日が続いたため、夏(6~8月)の期間としては、東北、関東甲信とも日照時間は平年並みだった。【共同】

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