テスト飛行で空を舞う小型飛行機「M―02J」。映画「風の谷のナウシカ」で描かれた「メーヴェ」をモデルにした=31日、北海道滝川市

 宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」に登場した飛行装置「メーヴェ」をモデルにした小型飛行機が31日朝、北海道滝川市のたきかわスカイパークで公開テスト飛行した。ジェットエンジンの甲高い音を響かせ、カモメの翼のような純白の機体が、空高く舞った。

 開発したのは佐賀市出身のメディアアーティスト八谷和彦さん(50)で、自らパイロットを務める。機体の名前は「M-02J」で、全長2・67メートル、全幅9・63メートル、重さ約100キロ。腹ばいになって乗り、体重移動で機体を制御する。

 この日は風の安定する朝に計4回飛行。滑走路の上空を8の字に周回するなどし、地上の見物客に手を振る一幕もあった。飛行時間は最長3分弱、高度は72メートルに達した。

 「面白く、希望を感じさせる飛行機を作りたいと思ったのが原点」と八谷さん。「いつか宮崎監督にも見てもらいたい」と期待を込めた。今後はより安定した飛行ができるよう目指す。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加