■タクシーで荷物、貨物車に乗客

 公共交通網の維持が困難になっている中山間地や離島など過疎地で、タクシーで荷物を運んだり、貨物車に客を乗せたりする「貨客混載」サービスが1日から解禁された。全国の運輸支局はタクシー業者や宅配業者からの事業許可の申請受け付けを開始。手続きには通常1~3カ月程度かかるため、サービスは年内にもスタートする見込みだ。

 対象地域は、過疎地を抱える3万人未満の市町村など。事業者は、貨物輸送業と旅客運送業を掛け持ちする許可を各運輸支局で取る必要がある。

 タクシー業者の場合は、利用者の少ない早朝などの時間帯に宅配業者の委託を受けて荷物を運んだり、外出が困難な高齢者のため食品や日用品を配達したりできるようになる。貸し切りバスでは、乗客だけでなく農産物や加工食品なども運ぶことが可能になる。

 また荷物の配送に使われるワゴン車の助手席などにも客を乗せられるようになるため、経営が厳しい過疎地の宅配業者の新たな収益源になると期待されている。【共同】

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