■宮崎県知事、情報遅れに遺憾

 宮崎県は1日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイ1機が、2014年6月に宮崎県小林市上空で落雷に遭い、約28万6千ドル(約3150万円)相当の被害が出ていたと防衛省九州防衛局から説明を受けたと明らかにした。河野俊嗣宮崎県知事は情報提供の遅れに遺憾の意を示した。

 防衛省側は、普天間飛行場まで通常の飛行を続けたとみられるとしている。また、オスプレイは落雷を想定して設計されていると説明した。搭乗員3人にけがはなかったという。

 防衛省と県によると、オスプレイは14年6月27日午前11時43分、米軍岩国基地(山口県岩国市)から普天間飛行場へ飛行中、落雷に遭った。右側のブレード(プロペラの羽)2本が焦げたが、部品の落下はなかった。

 県は今年1月、一部報道を基に防衛省へ事実関係を照会したが8月21日まで説明がなかったという。

 河野知事は、迅速な情報提供や米軍機の可能な限りの水上飛行を含む「安全面への最大限の配慮」を国へ文書で申し入れた。【共同】

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