佐賀県の山口祥義知事は8日の定例記者会見で、オーストラリア沖でのオスプレイ墜落事故の原因が明らかにされるまでは、陸上自衛隊が導入する同機の佐賀空港(佐賀市)配備計画に同意できないとの認識を示した。県は受け入れ方針を既に固め、今秋にも最終的な判断をする方向で検討してきたが、地元漁協の反対に加え、事故の影響で遅れる見通しになった。

 山口知事は、国防に協力する観点から陸自のオスプレイを受け入れる姿勢を示してきたが、この日の会見で「安全の問題は極めて重要。(機体の安全性が)はっきりする前に受け入れの問題が進むとは常識的には考えられない」と述べた。

 また、駐屯地が整備される空港西側の地権者である漁業者の要望を政府に伝え、理解を得るための新たな施策を引き出す作業を事務レベルで始めたことも明らかにした。【共同】

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