海外FX被害のイメージ

 英国の証券会社による運用を売りにした外国為替証拠金取引(FX)への投資を巡り、指定口座に入れた現金の引き出しに応じてもらえず、全額を失ったとする申告が佐賀など31都道府県の約80人から寄せられ、計約8億3千万円に上ることが31日、被害者団体「リディアリッチ被害者の会」のまとめで分かった。

 投資を勧誘する会社は複数あり、いずれも香港や中国などの口座を使って高配当が得られるとうたう。被害者側は投資詐欺として警察に訴えるが、国境の壁もあり、海外口座を経由した金の流れの解明は難航しそうだ。

 同会によると、被害者は「ヘリテイジ」、「ジャパンテクノロジーシステムズ」(いずれも東京)などのソフトウエア会社から「運用で確実に利益が出せる」と勧誘され、FXの自動売買ソフトを数万~数十万円で購入、さらに海外口座へ投資金の振り込みを指示される。だがその後は出金されず、最終的に「運用を失敗した」と説明され、口座残高がゼロになるのが共通パターンだ。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加