東京商工リサーチは8日、九州北部の豪雨の影響で資金繰りに行き詰まり、ガソリンスタンド経営の「熊谷石油店」(福岡県朝倉市)が破産手続きの準備に入ったと発表した。豪雨関連での破綻は初めてという。負債総額は9680万円。

 同社は朝倉市の国道沿いでガソリンスタンドを経営。セルフ式スタンドで売り上げを伸ばし、2008年6月期の売上高はピークとなる約3億6千万円だったが、近年は人口減少や価格競争で業績が低迷していた。

 豪雨では直接的な被害はほとんどなかったが、復旧作業で注文が急増。もともと資金繰りに余裕がなく、仕入れ先に代金を支払えなくなった。【共同】

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