少林寺拳法男子組演武で8位となった中尾真徳(左)・木寺悠太組

■成績(岡山・美作市武蔵武道館)

 ▽男子団体演武決勝(8)武雄(中尾、中島、杉山、武村、木寺、野沢、諸岡、武富)263点(演技者は6人)

 ▽同組演武決勝(8)武雄A(中尾、木寺)263点

 ▽女子団体演武決勝(8)武雄(立部、森、草場、北、山口、渕野、古賀、下川)259点(演技者は6人)

 ▽同組演武決勝(16)武雄A(立部、森)256点

■4種目で決勝進出、県一丸の支援実る

 男女6種目で決勝が行われた少林寺拳法は、男女の団体演武と男子組演武で、武雄と同校の中尾真徳・木寺悠太組がいずれも8位。6位までの入賞にわずか1~2点届かなかったが、女子組演武を含め4種目で決勝に名を連ね、“九州の強豪校”を印象づけた。

 男子の数人を除いて、ほとんどの選手が高校から競技を始めた武雄。しかも、主力を担う3年生は6月の県総体後に放課後補習が義務づけられ、練習は1日1時間程度だったという。

 態勢は万全ではなかったが、それでもフォームを動画に記録してチェックするなど工夫を重ねて大会に臨んだ。県内の他校の卒業生も男女を問わず練習に参加するなど同校の底上げに協力した。

 それだけに県総体まで男子主将を務めた中島敦史は「武雄だけでなく、佐賀県の少林寺拳法関係者のおかげで残せた成績」と胸を張った。同校に少林寺拳法部をつくり、見守り続けてきた県高体連の高森英文競技専門委員長(伊万里商)も「入賞には届かなかったが、これまでで一番頑張った」と選手をたたえた。

 全国で一つの成果を得た武雄。主将を受け継いだ2年生の木寺は「3年生と組める最後の大会でメダルを取りたかったけど、この経験を次に生かしたい」。さらなるステップアップへ気持ちを入れ直していた。

=選手ひと言=

 中尾真徳(武雄・組演武で目標の3位に届かず)予選よりは良かったが、実力が足りなかった。全力は出し切った。

=2016 高校総体 中国総体=

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