大曲 篤史教諭

 本年度から実践指定校となり、新聞を活用する場面や方法を手探りした。担任の5年生の学級は、3分の2の家庭が新聞を購読しているが、週に5日以上読む児童はゼロだった。日常的に新聞を読むよう新聞コーナーを設けたり、授業で活用したり、NIEの研修会や佐賀新聞からの出前授業を受けた。

 国語の授業で1面や記事の構成を佐賀新聞と全国紙を読み比べて違いをまとめ、それを踏まえて社会科で単元のまとめを新聞形式にした。家庭学習では、気になる記事を切り抜き、感想を書かせた。

 取り組みを他学年にも広めようと、1学期の取り組みや研修会で学んだこと、今後の展開を夏休み中に教員間で共有した。2学期からは、全校児童が新聞各紙を読めるように新聞コーナーを設け、新聞に触れる機会を増やそうと帰りの会で日直が気になった記事を発表した。記事の漢字を読めなくても、読み方を調べたり友だちに聞いたりする姿勢が見られた。

 学年当初のアンケートと比べ、9割近くの児童が新聞を進んで読む機会が増えた。来年度は取り組みを全校にもっと浸透させたいと考えている。

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