宮崎 武司教諭

 学校の学びと社会とのつながりを、新聞を読むことで意識できるのではと考えた。全学年に新聞コーナーを設け、1面コラムの視写と感想を書く宿題を出している。

 コラムの視写は月に1度だったが、より時事問題に触れて意見や感想を持たせるため、2学期から月2回に増やした。語句の読み方や意味を調べ、要約して筆者の主張に線を引く。

 2、3年には国語でもコラムを使った宿題を課し、3年は夏休みの社会科の課題で新聞スクラップを作る。スクラップは、政治・経済・環境・地域からテーマを選び、記事を要約。疑問点や感想を記入し、グラフやイラストを使ってまとめる。総合的な学習の時間は、取り組みを新聞形式にまとめるため、佐賀新聞の記者から記事の書き方を教わった。

 ネット犯罪や薬物問題などを学び、自己解決力・防衛力を学ぶ嬉野市の小中学校独自の授業「生き生きタイム」でも新聞記事を資料にした。

 2年間NIEを実践し、新聞を読まない家庭、生徒へ新聞を読む機会を作るのも学校の役割だと実感した。

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