地面にはねさせた球の勢いをラケットで吸収する練習をやって見せる神谷勝則さん=佐賀市の県総合運動場

 短いラケットと柔らかい球を使った初心者向けのテニス教室が15日、佐賀市の県総合運動場庭球場で開かれた。午前と午後の2回で親子連れなど約100人が参加。国際テニス連盟が開発したプログラム「プレイ&ステイ」に挑戦し、軽快なラリーで爽やかな汗を流していた。

 講師を務めたのは日本テニス協会S級エリートコーチの神谷勝則さん(54)。球を転がすラリーや運動靴の裏側をラケット代わりに使うユニークな指導を展開し「握り方や形は気にしないで。テニスに芸術点はないから」と助言した。昨年の全日本選抜車いすテニスマスターズ準優勝の大谷桃子さん=佐賀市=も参加し、子どもたちとのラリーの相手に一役買った。

 親子3代で参加した上田一颯(いぶき)君(8)は「最後はスマッシュが決められてうれしかった」と笑顔。母親の喜美子さん(38)は「新鮮でした。子どもと一緒に続けてみたいな」と話す。

 教室は県テニス協会が主催し、ヨネックスが協力した。神谷さんは「テニスは相手と一緒にやるもの。足を止めずに観察して、最後はお礼を忘れずに」と締めくくった。

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