「江藤新平銅像祭り」で玉串を奉てんする市の関係者=佐賀市の神野公園

 佐賀の七賢人の一人として知られる江藤新平をしのぶ「銅像祭り」が14日、佐賀市の神野公園であった。近代日本の司法の基礎をつくり、「人権の父」と評される江藤の功績に思いをはせた。

 主催した佐賀市観光協会の山口雅久会長はあいさつで、銅像が再建された鍋島直正公と江藤の関係について「(直正公は江藤の)政治家としての才覚を高く評価し、一目置く存在だった」と論じた。参加者による玉串奉てんや詩吟、「佐賀の八賢人おもてなし隊」による江藤を題材にした寸劇などもあった。

 出席した江藤のひ孫の江藤兵部さん(77)=埼玉県=は「歴史の中で悪役として描かれることもある先祖をたたえてもらい感謝している」と話した。

 祭りは1976年に銅像が建立されたことを記念し、江藤の命日(13日)の翌日に開いている。41回目の今年は約100人が参加した。

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