楼門朝市10周年を記念した感謝祭のポスターを手に来場を呼び掛ける朝市実行委員会の原田会長

 武雄市武雄町の温泉通りで毎週日曜日に開かれている「楼門朝市」が10周年を迎える。温泉宿が連なる通りで、宿泊客や市民に地元産品と楽しい会話を届けてきた。30日に大感謝祭を開催。多彩なイベントや抽選会などで祝う。

 楼門朝市は2007年4月、市の呼び掛けに賛同した店が参加して武雄温泉楼門の東側一角で始まった。最初は野菜店やパン屋さんなど6店だったが、参加店が増え、1年もたたずに場所を温泉通りに移した。

 朝市実行委員会の原田裕久会長が「冬の寒い朝など、数えるくらいしか人が来ない日もあったが、毎週続けることで定着した」と話すように、厳しい時もあったが、日曜の朝市としておなじみになった。

 現在の登録店は46店で、鹿島市や白石町など市外の店もある。毎回、魚や酒や食品をはじめ、雑貨、畳店など20店ほどが並び、市民や旅館の宿泊客、朝風呂帰り人たちらでにぎわう。朝市を開く時間を変えて人の集まり具合を見るなど試行錯誤も重ね、4月からは午前7時半から同10時までの開催にしている。

 原田会長は「日曜日の出会いが普段の商売の広がりにつながっている。全国各地からの観光客は新商品などを試すのに最適。普段は聞けない意見や感想が聞ける」と、商売の幅を広げる機会になる利点も感じている。

 30日の感謝祭は午前7時から3時間。いつもより時間を30分伸ばし、マグロ解体ショー、野菜詰め放題、餅まきなどのイベントのほか、佐賀牛や若楠ポークの特売も予定。千円以上購入するか3店で買い物するかで参加できる大抽選会も企画している。実行委は「これまでで最大のイベント」と来場を呼び掛ける。

 問い合わせは武雄市商工課、電話0954(23)9183。

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