完成した化粧品原材料販売大手「岩瀬コスファ」の保管倉庫=唐津市浜玉町

 化粧品原材料販売大手「岩瀬コスファ」(本社・大阪市、岩瀬由典社長)の保管倉庫が唐津市浜玉町に完成した。化粧品産業の集積を目指す唐津コスメティック構想で、企業が工場や倉庫など拠点を整備したのは今回が初めてで、13日に現地で竣工式があった。

 化粧品の成分分析会社ブルームなどの隣接地(敷地面積約6700平方メートル)に約5億円をかけて建設した。鉄骨平屋建てで、延べ床面積約1千平方メートル。海外からの輸入原料を保管し、全国の化粧品メーカーに配送する。小分け作業のエリアは製造工場レベルのクリーンな環境を整えた。

 茨城県つくば市の自社倉庫に続く新たな保管・配送拠点で、東日本大震災で物流が滞った経験からリスク分散を図る狙いもある。計画を前倒しし、九州営業所も敷地内に建てた。当面は5人体制(地元採用2人)で、7月から営業を始める。

 竣工式には関係者約40人が出席し、岩瀬社長(45)は「ゆっくりでもいいから着実に成長し、唐津が描くコスメティックバレーを支えていきたい」と語った。

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