初めてのお寺でのコンサートに向けて、懸命に練習を重ねた大浦中吹奏楽部のメンバー=太良町

正恩寺でコンサートを開いた大浦中吹奏楽部のメンバー=太良町の同寺(大浦中提供)

太良町大浦の大浦中吹奏楽部のメンバーが23日、同町の正恩寺(合浦唯信住職)でコンサートを開いた。地域への恩返しをテーマに初めて開催。町内から約120人が足を運び、子どもたちの力強い演奏や懐かしい曲目に耳を傾けた。

 「みんな懸命に練習している。披露の場としてお寺を利用してもらえれば」という合浦住職の申し入れと、「何かしら地域貢献活動ができないだろうか」という学校側の考えが合致して開催。吹奏楽部のメンバー25人は「幅広い世代の人たちに楽しんでもらいたい」と、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲やプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの応援歌「いざゆけ若鷹軍団」、水戸黄門や暴れん坊将軍の歌など7曲を選んだ。

 すべての曲が初めて演奏する曲ばかり。7月末にあったコンクール後から限られた時間での練習となったが、「聞いてくれるお客さんを楽しませる演奏をしたい」と、部長の野田こころさん(14)や竹島幸歩さん(15)、八戸銀珠さん(15)、白濱杏菜さん(14)、八戸小幸さん(14)の3年生5人を中心に高い集中力で本番に備えた。

 当日は訪れた人たちが「元気をもらった」「うきうきした気分になれたよ」と大盛況の内に幕を閉じた。合浦住職は「素晴らしかったのひとこと。初めてだったけど、本当にやってよかった。今後も定期的に開いていけたら」と声を弾ませた。

このエントリーをはてなブックマークに追加