ウナギをかば焼きにする新井康浩代表=神埼市千代田町姉のあらい花公園

近くのクリークで捕れた天然ウナギのかば焼きに舌鼓を打つ親子連れ

 クリークが育む豊かな文化を伝える「天然うなぎ祭り」が7月30日、神埼市千代田町姉のあらい花公園で開かれた。土用の丑(うし)の日に合わせて近くのクリークで捕まえたウナギ150匹をかば焼きにし、地元住民ら約100人に振る舞った。

 同町の料理店「味彩あらい」(新井康浩代表)が主催した。アジサイが見頃となる6月に「クリークの恵みを味わう会」として8回実施してきたが、今年は稚魚の減少や地震の影響からかウナギが捕れなかった。梅雨明け後に一定の量を確保でき、行事名を変更して開催した。

 クリークで捕れたスッポン、手長エビ、フナ、ナマズもかば焼き、がめ煮などにして提供した。参加者は公園内に咲くハスの花をめでながら「これほどおいしいとは」「天然ウナギは肉厚でふっくらしている」と笑顔で味わった。新井代表は「クリークで泳ぎ、魚を捕っていたことを知らない大人が増えている。クリークの見方が一変し、子どもに近寄らないよう指導しているのが実情で残念」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加