海に向かって新設されたベンチと唐津みなとまちづくり懇話会のメンバー=唐津市東大島町の唐津東港プロムナード

 唐津市東大島町の唐津東港プロムナード(遊歩道)にベンチ3基が新たに設置され、8月31日にセレモニーがあった。一帯は親水空間で2010年に小学生が岸壁から転落する死亡事故が発生。「見守りの目」となるように願いが込められている。

 事故後、唐津みなとまちづくり懇話会(馬渡雅敏会長)で安全対策を考え、同会をサポートする九州大学景観研究室(樋口明彦准教授)の学生たちが一昨年までに7基を設置してきた。

 計10基のベンチは海に向かうように配置。1基当たり約7万円かかる費用は九大の出費と同会会員の寄付で賄い、県産材のスギ製のベンチは特殊な防腐処理で30年は持つという。

 約30人が見守る中、お披露目された。今後も4基設置する予定で、九大院生の大瀬花梨(かりん)さん(24)=福岡市=は「地域の人、観光で訪れた人に散歩時に座ってもらえれば。見守りの目がある状況をこのベンチからつくりたい」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加