佐賀県は8日、佐賀市高木瀬町の国道で7月下旬に発生した車3台が絡む死亡事故を受け、「交通死亡事故撲滅緊急宣言」を出した。「あらゆる手段を尽くして全力で取り組むことを決意する」とし、山口祥義知事は2車線をまたぐ右折時の事故対策を検討する方針を示した。

 事故は7月28日、片側2車線の国道263号で、ガソリンスタンドを出た乗用車が対向車線に右折進入する途中で直進中の車と衝突し、後続車も巻き込まれた。乗用車に同乗していた男性(47)が死亡、8歳の男児が意識不明になった。

 県警交通企画課によると、片側2車線の道路での右折は、道路を横断する時間が長い上、通行量が多くて行き交う車の確認が難しく、大きな事故につながる危険性が高い。県は、右折できないように中央分離帯を設置するなど対策の可否を検討する。

 山口知事は8日の定例会見で「死亡事故が絶えない中、県民運動として命と向かい合っていく必要がある」と述べた。

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