意欲的な作品を並べる濱さん=佐賀市白山のギャラリー遊

 佐賀市の洋画家・濱智子さん(53)の個展が2日から、佐賀市白山のギャラリー遊で始まった。洒脱なタッチのヨーロッパの街角や、柔らかな色彩の人物、動物など約30点の新作が並んでいる。8日まで。

 アクリルや水彩で描く街角がおなじみだが、近年は墨汁を重ねるモノクロの画面にも挑戦。フランスで出合った1本の木やモンサンミッシェルなどをモチーフに描かれた作品は、軽やかで生き生きとした色彩とはひと味違った叙情性をまとわせる。

 「自分には求められていないと思っていた」という人物画も、ここ数年の個展には出品。今回描いた油彩の女性像は、淡い線と色合いで決意を秘めた女性を幻想的に表現する。もともと好きだった少女漫画の雰囲気を醸す作品に「趣味が前面に出ています」と笑いながら、「今まで画家として触れてこなかったものも、描いていきたい」と意欲的に語る。

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