三重津海軍所跡のガイダンス施設の整備方針などについて意見を交わした整備基本計画策定委員会=佐賀市の佐野常民記念館

 佐賀市の世界文化遺産「三重津海軍所跡」の整備基本計画策定委員会が7月29日、史跡そばの佐野常民記念館で開かれた。地元代表の委員から「価値を説明する資料館を造ってほしい」との意見があり、市は委員会の議論を踏まえてどのような整備が望ましいか検討する考えを示した。

 整備計画の素案は、史跡を船屋、修覆場地区などに分けて整備する「ゾーニング」の考え方を採用し、「ガイダンスゾーン」に施設整備も明記している。

 地元代表の委員が資料館整備を求め、規模や場所に関し尋ねた。市側は「規模や場所、佐野常民記念館内か別に建物を造るか、現時点では言える段階にない」と説明し、「委員会でどのようなガイダンスが必要かという議論の内容も踏まえたい」と答えた。

 他の委員から「整備のイメージや参考にする史跡はあるか」との質問があり、市側は「河川敷の史跡ということもあり、あまり類例のない整備になる。他史跡のイメージは持っていない」と述べた。

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