久光製薬(鳥栖市、中冨一榮社長)は8日、中国・江蘇省蘇州市に販売会社を8月中に設立すると発表した。品質が高く、同国で売り上げを伸ばしている鎮痛消炎貼付剤「サロンパス」などの販売強化が狙い。

 同日開いた取締役会で設立を決めた。新会社名は「久光製葯(やく)(中国)有限公司」で、久光製薬の100%子会社となる。董事長(とうじちょう)(現地代表)には、久光製薬取締役執行役員国際事業部長の齋藤久氏が就任する。資本金は10億円。

 久光製薬は、米国やインドネシアなど11カ国に工場や支店、販売子会社などを持つ。2011年に中国・北京にコンサルタント会社を設立。現地の市場調査を行い、販売代理店に商品情報を提供してきた。中国の売上高は非公表。

 同社広報は「14億人といわれる市場は魅力的。通関や物流拠点である港湾都市に会社を設立することで、アジアでの販売のエンジンとしたい」と話している。

 会社設立が業績に与える影響は軽微で、通期(18年2月期)見通しに変更はない。

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