トヨタ紡織九州-琉球コラソン 後半、シュートを放つトヨタ紡織九州のRB松浦慶介(左から2人目)=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・鶴澤弘樹)

 第42回日本ハンドボールリーグ第2週第1日は2日、神埼市の神埼中央公園体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は琉球コラソン(沖縄県)に23-26で敗れた。通算成績は1分け1敗。

 トヨタ紡織九州は前半、立ち上がりからシュートミスを重ねて波に乗れず、相手に先行を許して10-11で折り返した。

 後半はCBキム・ドンチョルの連続得点などで反撃。逆転して一時は4点のリードを奪ったが、終盤にパスやシュートのミスから7連続失点した。

琉球コラソン(1勝1敗) 26(11―10)23 トヨタ紡織九州(1分け1敗)

               (15―13)

トヨタ自動車東日本(1勝) 30(11―11)24 豊田合成(1勝1敗)

                (19―13)

湧永製薬(1勝1敗) 26(11―10)24 大同特殊鋼(1勝1敗)

             (15―14)

■終盤悪夢、7連続失点

 つかみかけていた今季初白星がするりとこぼれ落ち、選手たちは悔しさをかみしめるしかなかった。トヨタ紡織九州レッドトルネードは、今年負けなしだった琉球コラソンに23-26で敗戦。試合終了間際にまさかの7連続失点を許し、ホーム初戦で成長の証しを示すことはできなかった。

 琉球には5月の社会人選手権、8月の国体九州ブロック予選と連勝していたが、「絶対に勝たなければ」という思いが知らない間にプレッシャーになっていた。

 序盤から硬さが目立ち、シュートミスを連発。後半にCBキム・ドンチョルやRB松浦慶介の連続得点で逆転しても選手たちに余裕が感じられなかった。6メートルラインの外で横パスを繰り返す姿には「リードを守って残り時間が過ぎれば」という消極的な気持ちが見え隠れした。

 「コートの誰もが他の誰かが決めてくれるのを待っている感じだった」とLW梅本貴朗。終盤7連続失点での逆転負けに石黒将之監督は「あの時間帯に気持ちが守りに入っては、相手がどこであっても勝てない」と話した。

 シーズンはまだ始まったばかり。「真剣勝負のゲームの中で経験を積み、成長するしかない」と主将のGK下野隆雄。プレーオフを争う4強入りに向け、下を向いている時間はない。

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