柔道男子団体1回戦・佐賀工-水戸啓明 副将戦で佐賀工の久本丈将(右)が裏投げを仕掛ける=福島県郡山市の郡山総合体育館

 全国高校総合体育大会「はばたけ世界へ 南東北総体 2017」は8日、山形、福島の両県で6競技があり、佐賀県勢は3競技に出場した。

 ボクシングはフライ級の野上翔(杵島商)とウエルター級の成富丈一郎(同)がともに準々決勝で敗退。柔道男子団体の佐賀工は1回戦で水戸啓明(茨城)に競り負けた。カヌーの県勢は4種目で準決勝に挑んだが、いずれも決勝に進めなかった。

 9日は山形などで4競技がある。

柔道男子団体1回戦・佐賀工-水戸啓明 副将戦で佐賀工の久本丈将(右)が裏投げを仕掛ける=福島県郡山市の郡山総合体育館

 ▽男子団体1回戦

水戸啓明(茨城)/2-1/佐賀工(佐賀)

○/菅/後ろけさ固め/山田/ 

 /小野瀬/抱き分かれ/古川/○

○/飛田/崩れけさ固め/藤井/ 

 /吉田/引き分け/久本/ 

 /伊藤/引き分け/塙/ 

■副将戦判定覆らず

 柔道男子団体の佐賀工は初戦で水戸啓明(茨城)に惜敗。2年ぶりの全国総体を白星で飾ることはできなかった。原田堅一監督は「副将戦で判定が一本にならなかったのが痛かった」と声を落とした。

 中堅戦までに2敗し、後がなくなった佐賀工。副将の久本丈将は相手のしつこい背負い投げをこらえながらも、小内巻き込みで技ありを奪われてしまった。

 残り50秒、久本は起死回生の裏投げで相手を倒し、原田監督がすかさず右手を挙げて一本をアピールした。しかし、主審のジェスチャーは技あり。いったん協議となるも判定は覆らず、副将戦は引き分けとなった。

 大将の塙元輝は1週間前の練習で右肩を痛め、ほとんど技を繰り出せないまま引き分け。チームの敗戦が決まった。

 「塙は大将として、もう少し勝負する場面がほしかった」と原田監督。2年生の塙は「来年は全国上位に行ける力をつけて臨みたい」と雪辱を誓った。

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