協力体制を結んだ前田勝久署長(左)と佐賀市仏教会の岡裕信会長=佐賀警察署

 高齢者への特殊詐欺被害を未然に防ごうと7月28日、佐賀警察署と佐賀市仏教会が協定を結んだ。対象は市内72寺院の檀家約8000人。法事などで特殊詐欺の事案を紹介し、高齢者の被害防止に向け注意を喚起する。特殊詐欺をめぐる仏教会との協定締結は県内では初めて。

 締結式では、前田勝久署長が「被害件数は減っているものの、高齢者を狙った詐欺自体は増加している。檀家の方と交流を持つ仏教会との協力は心強い」とあいさつ。同仏教会の岡裕信会長は「詐欺は、優しさを逆手にとる卑劣な犯罪。被害を減らせるよう啓発していく」と話した。

 佐賀署管内の6月末現在の特殊詐欺被害は5件。前年同期に比べ10件減少しているが、被害額は約3倍の3891万円に上る。

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