森ミマツさん(右)の話を聞きながらメモを取る1日民生委員の副島大暉君=嬉野市嬉野町

 地域のお年寄りを見守る民生委員の活動を子どもたちが1日だけ体験する会が7月30日、嬉野市嬉野町内であった。同町内の小学5、6年生約40人が地域で1人暮らしをするお年寄りを訪ね、健康状態や普段の過ごし方などの話を聞いた。

 嬉野市公会堂では活動前に、同町民生児童委員協議会の松本龍生会長が子どもたちに委嘱状を手渡し、「高齢者の方々はみんなが来るのを楽しみにしている。今後、子どもとお年寄りが声高らかに会話する地域になれば」とあいさつした。

 子どもたちは委員と共にお年寄りの家を訪問。嬉野小6年の副島大暉君(12)は森ミマツさん(83)宅を訪れ、「趣味は何ですか」「病気の症状を悪化させないためにしていることはありますか」などと詳しく尋ねた。森さんは首や腰に痛みがあるものの花への水やりや掃除を毎日欠かさないことや、県外に住む子どもたちから一緒に暮らすよう提案されていることなどを副島君に丁寧に話した。

 体験会は毎年開かれており、11回目。森さんは「近所には子どもも少ないけど、やっぱり子どもと話すと楽しいね」。副島君は「近所のお年寄りと話すことはあるけど、この体験をきっかけに、もっと積極的に声をかけていきたい」と話していた。

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