ベネッセホールディングスが1日発表した2016年4~6月期連結決算は、国内の通信教育講座「進研ゼミ」の不振が続き、本業のもうけを示す営業損益が7億円の赤字に陥った。4~6月期の営業赤字は1995年の上場後初めて。

 語学教育や留学支援を行う「ベルリッツ」の海外事業の苦戦も響いた。純損益は3年連続の赤字で、前年同期の4億円から29億円に拡大した。

 国内通信教育は、未就学児向けの「こどもちゃれんじ」を含め、4~6月に在籍した会員数が延べ702万人と、前年同期を約10%下回った。

 新規入会数は持ち直しており、14年に起きた顧客情報流出事件の悪影響は薄れてきた。ただ進研ゼミで導入した紙教材とタブレット端末を併用する新コースを巡り、割高感や使いづらさを指摘する声があり、退会の動きが目立ったという。【共同】

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