新酒の試飲を楽しむ来場者=佐賀市大和町の大和酒造

 佐賀市大和町の大和酒造(福岡桂社長)で16日、春の蔵開きがあった。この日を待ちわびた多くの日本酒ファンが午前中から訪れ、しぼりたての新酒や限定酒の飲み比べを楽しんだ。

 会場には純米大吟醸や純米吟醸の限定酒などが並び、来場者は特製の利きちょこを手に試飲して気に入った1本を購入していた。地元の特産品を販売するブースもにぎわった。

 この日は酒造りの現場巡りもあり、来場者は深さ4メートル、1・8リットル瓶で約1万2千本分が入るタンクなどを見学した。製〓(こうじ)室では24時間体制で温度管理を徹底しているという説明に興味深く聞き入り、酒造りの苦労や奥深さを感じていた。

 蔵開きは、同社敷地内の観光施設「ぎゃらりー大和」が2014年秋にオープンしたのを記念し、翌春から毎年開いている。市内から訪れた仁位麻美さん(33)は「(酒造りは)複雑な手作業が多くて感動した。日本酒はとてもおいしいし、飲み比べると違いも分かる。女性にもアピールできるのでは」と話していた。

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