東西松浦駅伝の歴史の中で唯一第1回大会から連続出場を続ける伊万里市の大川町体協のメンバー=伊万里市のロイヤルチェスター伊万里

 東西松浦駅伝(佐賀新聞社主催)の出場チームで唯一、第1回大会から70回連続で出場している伊万里市の大川町体協の記念祝賀会が15日、同市内で開かれた。現役や往年の選手、支援者ら50人が集まってチームの歩みを振り返るとともに、受け継がれてきた郷土のたすきを次世代につなぐ気持ちを新たにした。

 戦後間もない1948年の第1回大会に、大川村青年団として出場して初代王者に輝き、3連覇も経験した。だが、高度成長期に向かうにつれて選手の流出で成績は低迷した。予選落ちが続く時期もあったが、2014年に61年ぶりの入賞で4位に躍進、4大会連続シード圏内と上り調子になっている。

 祝賀会で平山隆一監督は「駅伝を通じて人として成長し、会社や地域のリーダーになることこそが目的と思ってやってきた。感謝する気持ちと郷土愛を忘れず一からスタートしたい」とあいさつ。街灯がなかった時代に車のヘッドライトを頼りに夜間練習に打ち込んだ思い出や、祖父から三世代で出場した選手への激励など、地域の駅伝熱の高さをうかがわせる話で盛り上がっていた。

 選手の紹介や活躍する姿をまとめたDVD上映もあり、OBから「頑張れよ」とエールも送られた。池田裕城主将(38)は「『出場するだけ』から『勝つ』という意識が出てきた。昨年は1分20秒差で果たせなかった入賞を」と意気込みを語った。

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