個展を開いた吉田はつみさん=佐賀市のギャラリー遊

魚のうろこを使ったバッグ

 バリ島在住のテキスタイルデザイナー吉田はつみさん(63)の個展が佐賀市白山2丁目の「ギャラリー遊」で始まった。ビニール袋で作ったコートや魚のうろこを装飾にしたバッグなど、素材にこだわった約150点を展示、販売している。22日まで。

 吉田さんの作品は、既成のボタンやパーツを使わず、素材から作り上げる。「使われていないものに息を吹き込むのがデザイナーの仕事」と信念を語る。山形県出身。自然に囲まれて育ち、葉っぱのベストや空き缶のバッグを作っていた。素材を見つめる姿勢は幼い頃から変わらない。

 素材を乾燥させるのに適した土地を求め、1999年にバリに渡った。現在は現地スタッフら15人で作品を手掛ける。「海があって自由な雰囲気で、楽しみながら作っている」と笑顔で話す。次は来年に予定するパリでの個展に向けて、和紙とこんにゃくを使った作品に挑戦している。

 問い合わせは「ギャラリー遊」の高祖さん、電話0952(23)4997。

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