武雄市は14日、新年度から家族の看護や孫の世話をするための休暇制度を新設する考えを明らかにした。年間それぞれ5日間の休暇を認める。市の管理職ら64人が同日、部下や社会、組織を育てる上司(ボス)を目指す「イクボス宣言」を行い、宣言の取り組みの一環として新たな休暇を設ける方針を発表した。

 家族看護は家族や親類などを対象に想定。“孫休暇”は日常的な孫の世話のほか、遠隔地に住む子どもの出産時の活用なども考えている。部下の子育てや看護、介護に理解のある上司を目指す。

 イクボス宣言は厚生労働省が推奨し全国の自治体などに広がっており、佐賀県内では初めて。武雄市は(1)育児や看護の支援制度を理解して活用を促す(2)働き方を見直し、業務改善を推進する(3)仕事と私生活を調和させて楽しむ-を意識して行動することにしている。

 具体的には「月1日の有給休暇取得」「会議時間は30分にするなど仕事の効率を上げて残業を減らす」ことなどを実践していく。既に管理者対象の研修会も実施した。市の宣言を契機に、市内の企業や事業所などに広がることも期待している。

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