12年に1度、申年に開かれる大御田祭。役者たちが新緑に包まれた舞台で舞った=4月8日、神埼市神埼町の仁比山神社

■城原川ダム事業継続 「御田舞」豊作願い奉納

 国の事業見直し対象となっていた城原川ダム(神埼市)が洪水調節のみを目的とした穴あきの流水型ダムでの事業継続が決まった。長年にわたって「将来が見通せない」としていた水没予定地の住民が安どする一方で、ダムの有効性に疑問を呈する市民グループの声もある。国交省は2017年度予算の概算要求で3億5900万円を計上。建設を前提とした地質や環境調査に本格着手する。

 1200年以上の歴史を持ち、12年に1度、申(さる)年に開かれる大御田祭(うーおんださい)が仁比山神社であり、豊作を願う「御田舞」(県重文)が古式ゆかしく奉納された。舞の演じ手不足が懸念されたが、13日間の奉納は盛況に終わり、約1万7千人が訪れた。的地区からの参加や映像を活用した練習を取り入れ、継承へ工夫がみられた。

 建て替えが検討されている新庁舎の建設予定地は国道34号沿いの神埼町保健センターやJA神埼中央支所などの一帯に絞られた。教育委員会や議場も集約され、2020年度の開庁を目指している。

 脊振学校給食共同調理場が役目を終え、市の給食センターに統合された。30年余り地域に親しまれ、大切な食を支えた調理場に児童らが別れを告げた。

 懸賞飛行中に墜落したジャピー氏を旧脊振村民が救った縁で結ばれた仏・ボークール市との友好姉妹都市締結20周年を祝った。仏代表団が神埼市を訪れ、救出劇を描いた児童書が新たにフランス語訳され、機体の復元などの構想が披露された。

<5大ニュース>

(1)城原川ダム、流水型で事業継続決定

(2)12年に1度、申年の「御田舞」奉納

(3)新庁舎予定地、保健センター一帯に

(4)脊振の給食調理場にお別れ

(5)友好姉妹都市、締結20年に

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