伊万里市議会の一般質問は12~14日の3日間、11人が登壇し、学校給食センターの調理業務の民間委託などについてただした。

 【学校給食センター調理業務の民間委託】

 市学校給食センター(東山代町)での調理業務は来年2学期から民間委託となる計画で、公募型プロポーザル方式で1月上旬までに業者を選定する。佐藤弘康政策経営部長は行政改革の一環で論議してきた経緯を説明し、「質の維持向上を前提とした上で、民間のノウハウを活用した業務委託が適当」と判断理由を述べた。

 委託業務の内容は調理と食器の洗浄や清掃など。緒方俊夫教育部長は「献立の作成や食材の購入、食育指導など、学校給食の根幹となる業務は今まで通り教育委員会が責任を持って行い、安全で安心な提供に努める」と答えた。

 【国民健康保険の赤字解消】

 市の国保特別会計は9億円を超える累積赤字があり、2018年度から県単位の運営に広域化されるまでに解消が求められている。市は財政健全化計画を策定し毎年度5千万円(16、17年度は6千万円)を健全化基金に積み立て、17年度末で計3億2千万円を確保する見込み。一方、県が市町の赤字解消に向けて18年度に創設を予定する無利子貸付の基金で、伊万里市分の上限は3億2千万円となっている。

 深江俊文市民部長は「積立金と県からの借り入れを合計しても約3億円不足する。庁内の福祉基金などの財源で対応できないか、さらに借り入れに対する返済財源をどうするかという課題も含め、庁内で協議を進めている」と説明した。

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