ぶっくん2号(右)の出発式で記念写真に収まる関係者。左奥は引退する旧2号車=伊万里市民図書館

 伊万里市民図書館の移動自動車図書館「ぶっくん」の2号車が更新され、出発式があった。行政関係者や近くの保育園児らが新2号車の出発を祝うとともに、役割を終えた旧2号車に感謝し別れを惜しんだ。

 市内全域の公平な図書館サービスを目指し1991年に巡回を開始。2年後に2台体制となった。1台に約3500冊の本を積み、保育園や小中学校、公民館など72カ所に出向き年間約14万冊を貸し出している。

 旧2号車は運行開始から約24年が経過し、走行距離は約14万キロ。古くなったことから、ふるさと納税の寄付金を活用し、新車に更新した。車体は旧2号車と同じピンクと水色と基調に、市のPRキャラクターのいまりんモーモちゃんとモーモくんをデザイン。出発式で塚部芳和市長や大坪保育園児らがテープカットして祝い、初出動を見送った。

 引退する旧2号車の車体と書架には「本を届けてくれて、ありがとう」「大好きだったよ」。利用者の感謝の気持ちを表す落書きがびっしり書かれていた。

 7年前に更新した旧1号車は南アフリカで「第二の人生」を送っている。旧2号車も受け入れ先を探したが、1号より年数がたっているため難しく、いずれは分解して売却される予定という。

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