温かい言葉が人の心をつなげると訴え、最優秀賞に輝いた唐津東中3年の田代桜さん(右)=佐賀市のアバンセ

 中学生の目線から社会へメッセージを発信する「第39回少年の主張佐賀県大会」が2日、佐賀市のアバンセであった。予選審査を通過した県内の中学生10人が発表に挑み、「温かみのある言葉で人とつながっていきたい」と言葉の重みや大切さを訴えた唐津東中3年の田代桜さん(15)が最優秀賞に選ばれた。

 「あなたは周りの人たちとどんな言葉でつながりたいですか」。直球の問いが審査員たちの胸を打った。田代さんは闘病のすえに亡くなった同級生からもらった「がんばろう」という言葉に心を支えられ、何度も背中を押されたエピソードを振り返った。

 思いやりのこもった言葉が持つ力を強調した一方、いじめの問題など負の面にも触れた。「冷たい言葉が連鎖する発信源になるかもしれない。言葉の重みをしっかり考えていきたい」と結んだ。

 大会は県内23校1055作品の応募があり、優秀賞には城東中3年の原田豊徳さん、ろう学校2年の坂村侑哉さんが選ばれた。

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