無病息災を願いながら、巨大な茅の輪をくぐる参拝者たち=みやき町白壁の千栗八幡宮

 みやき町の千栗(ちりく)八幡宮(東正弘宮司)で1日、無病息災を願う伝統行事「茅(ち)の輪くぐり」があった。早朝から約20人が集まりチガヤで作られた巨大な輪をくぐり、猛暑が続く夏場を健康に乗り切れるよう祈願した。

 行事は「輪くぐりさん」の愛称で親しまれ、同八幡宮の名越祭に合わせて毎年開かれている。参拝者は東宮司(76)に合わせて「みな月の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は ちとせの命 のぶといふなり」と唱え、鳥居に設置された直径一間(約1・8メートル)の茅の輪を左、右、左の順に8の字を描きながら3回くぐった。

 東宮司は、くぐる際に唱える「蘇民将来(そみんしょうらい)」が、備後国風土記に登場する人物の名で、その子孫であることを神に宣言することで疫病よけの御利益があると紹介した。

 境内では小型の茅の輪守りも販売され、参拝者が買い求めていた。上峰町の佐々木澄子さん(78)は「茅の輪くぐりは3回目。今年も家内安全と健康につながれば」と話した。

※佐賀新聞紙面ビューア(http://www1.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画

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