個人決勝リーグ 浜玉の水鳥川優を上手投げで下す肥前の川口弾(右)

■けがに耐え冷静さ貫く

 ○…個人戦は川口弾(肥前)が自身2度目の頂点に立った。けがの痛みに耐えながら、団体とともに肥前でタイトルを独占し「他の地区には渡したくなかった。いつもとは違う感覚の優勝」と二重の喜びを表現した。

 大会3日前の練習中、左肩に肉離れをおこした。常に痛みを抱えたまま土俵に上がったが、相手にまわしを取らせない相撲を貫いた。

 決勝リーグでは、大学時代の後輩・水鳥川優(浜玉)と2勝同士で並んだ。水鳥川は昨年兄の川口達磨の個人制覇を阻んだ好敵手。「兄の分まで勝たないといけなかった」と弾。手の内を知り尽くす同士、出方をうかがう展開となったが、足を掛けにきたところを冷静に対応し、1分10秒にわたる熱戦を制した。

 昨年は団体戦に専念するため、個人戦に出場していなかった。「これからも他チームが追いつけないくらい力をつけていきたい」と弾。松浦相撲の主役はまだまだ渡さない。

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