ハンドケアを実演する池田明子さん(中央)=佐賀市の西九州大学佐賀キャンパス

■西九州大特任准教授・池田さん講座

 西九州大学は11日、手をマッサージして血液の循環を良くし、ストレスを緩和する「ハンドケア」の講座を佐賀市の佐賀キャンパスで開いた。日本ハンドケア協会理事長で、同大学特任准教授の池田明子さん(60)が講師を務め、約30人が受講した。

 ハンドケアを実演した池田さんは、腕をタオルで包んで優しく力を加えた後、オイルをなじませながら手首から肘の筋肉、指や手のひらを丁寧にマッサージした。実習では、池田さんから「手のひらは人という文字を書くようにさすって」などとアドバイスを受けながら、受講者同士でケアを試した。

 ハンドケアは全身にマッサージをすることが難しい認知症患者らに対しても行うことができ、医療や介護の現場で需要が高まっているという。講座は同大リハビリテーション学科が昨年度から始めた園芸療法士の育成カリキュラムの一環で、年2回開いている。

 俳優・梅沢富美男さんの妻としても知られる池田さんは「手で触れてスキンシップをするハンドケアは、ケアを受ける人だけでなく、する人にも癒やしの効果がある。もっと多くの人に知ってほしい」と話した。

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