トヨタ自動車は14日、エンジンとモーターを組み合わせて走るハイブリッド車(HV)の世界販売台数が今年1月末で累計1004万台超になったと発表した。1997年に主力車「プリウス」の初代モデル=写真=などを発売してから約20年間で節目の1000万台を突破した。

 90カ所以上の国や地域で、計30車種を超えるHVを発売しており、車種別の最多は398万台の「プリウス」だった。小型車「アクア」が138万台と続いた。地域別では日本が485万台、北米が319万台を占めた。

 プリウスの現行モデルは2015年12月に発売した4代目。全面改良により走行性能を高めたことで人気をけん引し、16年のHV販売は年間で過去最高となる140万台を記録した。

 セダン「カローラ」のHVを導入した中国では16年に大きく販売を伸ばした。ディーゼル車が中心だった欧州でも、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題を受けて、環境対応車としてHVが好調だった。

 トヨタはHVの車種を拡大し、20年までに累計1500万台を目指す。16年末には新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C-HR」を発売した。【共同】

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