■一部議員「段階的に」

 三養基郡上峰町議会(寺崎太彦議長、10人)は14日、議案を審議し、小中学生の給食費無料化予算について一部議員が、初めから全額でなく段階的に無料化すべきと反対した。休憩して修正案提出を協議したが見送り、審議も持ち越した。15日に全員協議会を開いて財政面についてただす。

 給食費無料化の予算案は3月の町長選前に2度否決された。6月議会開会直前の7日の全員協議会で執行部が予算を説明した際、議員側から異論や反対意見は出ておらず、一転、採決の行方が不透明になった。

 議案審議では、吉富隆議員が「完全無料ではなく段階的にやるべき。議会と執行部との擦り合わせが必要」と主張した。休憩に入って控室で議員が1時間以上修正案を出すか論議し、見送りを決めた。本会議を再開し散会、15日に残りの議案審議を再開する。

 吉富議員は取材に「2度反対したものがそのまま提案された。賛成しては整合性が取れない。議案を議員に発送する前に全員協議会を開くべきだった」と批判した。

 この日は2月に給食費無料化を求めて1130人分の署名を提出した住民団体「みんなの声」(中原輝之代表)が、新たに1312人分を寺崎議長に手渡した。

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