鳥栖市からの訪問団について大きく報道されたドイツの新聞を笑顔で披露する横尾金紹副市長=鳥栖市役所

8日にあった華道ワークショップ=ツァイツ市レベックセンター(鳥栖市提供)

■日本文化紹介、友好深める

 映画「月光の夏」のモデルとなった「フッペルのピアノ」を縁に交流を続けている、ドイツ・ツァイツ市を訪れていた鳥栖市公式訪問団(団長・横尾金紹副市長、12人)が6日間の訪問を終えて13日夜帰国し、市役所で解団式があった。団員たちは口々に「温かい歓迎を受け、忘れられない交流となった」と成果を報告した。

 967年の文献に「ツァイツ」の名前が初めて記録されて1050年を迎える祝祭に合わせて、訪問団を派遣した。団員は市文化連盟の書道、華道、吟詠、舞踊の各部代表と、市緑化協力会の代表ら。

 横尾副市長が現地での交流について報告した。現地入り翌日の8日に市文化連盟によるワークショップを開いて地元の市民と交流、そのもようが地元の新聞、テレビで大きく報道された。公式レセプションでは尺八、吟詠が流れる中、書道と生け花を実演、黒田節を舞った。各姉妹都市から文化紹介があったが、「鳥栖市のステージ実演が最も感銘を与え、拍手が鳴り止まなかった」と会場の盛り上がりを伝えた。

 続いて団員が1人ずつ交流の様子などを紹介。レセプションで、300年後に開く分厚い冊子に全員が署名し「ツァイツ市の歴史を大切にされていることに感銘を受けた」と感激の面持ちで語り、ツァイツから来日されたときは「歓迎したい」と述べた。

 また、現地の日本庭園の剪定(せんてい)作業などを指導した市緑化協力会の2人は「身振り手振りを交えながら、きちんと伝えることができた」と達成感あふれる表情で報告した。

 夏休みには鳥栖市の中高生がツァイツ市を訪問、ホームステイしながら異文化を体験する。

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