唐津市議会の一般質問前半が12、13日にあり、議員10人が市長公約の具現化や離島の火災対応などで質問した。

 【公約の具現化】「給食の無料化」など1月の市長選で、峰達郎市長が訴えた公約の具現化へのプロセスをただした。市長は人口減対策、新庁舎建設、市政の信頼回復を喫緊課題とした上で「既存事業の見直しや取り組むべき事業の選択、財源の調整を図らねばならない」とし、「現時点では公約の一つ一つの具現化への課題を整理している。再整理した公約内容を9月議会までに示し、来年度予算編成に反映させたい」とした。

 【離島の火災対応】4月に発生した神集島の民家火災で質問があった。通報から消防隊が渡航して火災現場を確認するまで50分、鎮火まで約2時間かかっている。渡航体制の現状を折尾命消防長は「離島ごとに3隻以上の依頼可能な船舶を把握しているが、所有者と災害協定は結んでおらず、安定的な渡航体制は整っていない」と述べ、議員は島内での消防機材運搬の課題も含めて改善を求めた。

 【観光文化施設】市の施設である唐津城、曳山展示場、旧高取邸、旧唐津銀行本店、鯨組主中尾家屋敷、旧大島邸は担当部署や指定管理者が分かれ、議員が「休館日もバラバラ、企画展も統一感がなく、連携できていない」と指摘。保利守男交流文化スポーツ部長は「いかに連携させて大きな魅力として発信できるか、研究を進めたい」と答えた。

 【学校給食】民間事業者による弁当か、自宅からの弁当かの選択式弁当方式になっている唐津第一、第五の両中学校での完全給食の実施を尋ねた。両校と校区内の小学校の保護者に昨年実施したアンケートでは回答者の9割が完全給食を希望。峰市長は「保護者代表や学校関係者の意見を聞き、合意できれば、速やかに課題を整理し、実施時期を検討していく」と語った。

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