日本政策金融公庫佐賀支店は佐賀県の4~6月期の景況を発表し、中小企業(20人以上)について「緩やかに回復している」と前期から判断を引き上げた。県内景気は回復基調にあるものの、先行きは慎重にみており、小企業(20人未満)については判断を据え置いた。

 中小企業の業況判断指数(DI)は前期から5・9ポイント上昇し13・2。売り上げDIは11・3ポイント上昇の5・9、純益率DIは1・0ポイント上昇のマイナス4・4だった。売り上げ、純益率ともに次期は上向く見通しで、全体の評価を上方修正した。

 小企業の業況DIは、13・8ポイント上昇のマイナス14・3。売り上げDIは2・6ポイント上昇のマイナス6・5、採算DIは10・4ポイント上昇のマイナス2・1といずれも改善したものの、次期は悪化に転じるとみて、「先行き不透明感はあるものの、持ち直しの動きがみられる」と前期判断から据え置いた。

 次期見通しについて、同支店は「売り上げ不振や人手不足を経営上の問題点に挙げる企業が多く、個人消費も力強さを欠いている」と慎重な見方を示している。

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