武雄市と樋渡啓祐前武雄市長が市議に敗訴した損害賠償請求訴訟に絡み、市民15人が市に対し、武雄市が支払った賠償金など約36万円を樋渡前市長に請求するよう求めた住民監査請求について、市監査委員は15日、請求を棄却した。

 監査委員は求償権を行使するために必要な「重大な過失」に関し、「樋渡前市長に過失はあったが重大とまではいえない」と判断し、「市は求償権を有しない」として棄却した。

 訴訟は谷口攝久市議らが、樋渡前市長が市議会や個人ブログで「借金を踏み倒した」などと中傷して名誉を毀損(きそん)されたとして、損害賠償を求めた。佐賀地裁は昨年4月、訴えの一部を認めて武雄市に33万円、樋渡前市長に28万円を支払うよう命じ、判決は確定した。

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