県立高校の特色選抜試験の実施校や時期の見直しを求めることを決めた検討委員会=佐賀県庁

 佐賀県立高校の入試制度に関し、有識者らで構成する検討委員会(委員長・中島秀明佐賀大大学院教授、12人)は15日、特色選抜試験の実施時期などの見直しを求めることを決めた。早ければ3月の定例教育委員会で報告する。

 一部の普通高校では特色選抜と一般選抜で「求める生徒像」に違いがないことや、国公立大学前期日程入試と時期が近く、高校の大学受験指導に影響があることなどを課題に挙げた。その上で、特色選抜の実施校や時期、募集定員の割合について見直しを求めた。

 制度を変更する場合、現行の「A方式」「B方式」といった名称を分かりやすくする工夫や、十分な周知期間を設けるように配慮を促した。中島委員長は県教育委員会に「県民の関心は高く、慎重に検討していただきたい」と注文した。

 変更時期について県教委は、検討や周知の期間を想定し「2019年度以降になるのではないか」という見解を示した。

 現行では2月上旬に特色選抜、3月上旬に一般選抜を実施している。定員に達していない高校で必要があれば、3月下旬に2次募集をしている。

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