■与党「政策推進に期待」/野党「憲法改正を警戒」

 第3次安倍再改造内閣について佐賀県内の政党は、与党がアベノミクスをはじめとする政策推進に期待を寄せる一方、野党は「お友達内閣」と断じ、改憲を警戒する声が上がった。

 自民党県連の留守茂幸会長は「実務家タイプがそろい、安定感がある」と評価した。特に今村雅弘衆院議員の復興相就任は、保利耕輔氏が自治相を退いて以来、県連にとって16年ぶりの入閣。「言葉に表せないくらいうれしい。政治家として円熟味を増しており、国民のために頑張ってほしい」とエールを送った。

 公明党県本部の中本正一代表は「地方、家計、中小企業へしっかりとアベノミクスの成果を波及させることが重要だ」と注文した。

 野党は批判を一層強めた。民進党県連代表の大串博志衆院議員は「玉突き、横滑りで主要閣僚は代わらず、安倍首相の『お友達』が多い。新設の働き方改革担当相も加藤勝信1億総活躍担当相の兼務で、単に見てくれにこだわっただけ」と指摘した。

 共産党県委員会の今田真人委員長はアベノミクス再加速とされる経済対策に着目し、「参院選前に強調した家計支援よりも公共事業を柱に据えており、ますます地域間格差が広がる。改憲派で固めた印象だ」。社民党県連の徳光清孝幹事長も佐賀空港へのオスプレイ配備計画を担う稲田朋美防衛相はタカ派色が強いとし、「かなり軍国主義的なものが前面に出てくるのでは。配備計画を強引に推し進めなければいいが」と危惧した。

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