■アンケート比較

 佐賀新聞社は昨年、県内の高校1~3年生にウェブサイトを通じ「18歳選挙権」に関するアンケートを実施した。約6000人から回答があり、その中から致遠館高1、2年生の回答を抽出して全体と比べると、致遠館高は政治や若者の投票率についての関心が高い傾向がうかがえた。

 今の日本の政治に関心があるかどうかを尋ねた項目で、全体では58・3%が「ある」と答えたのに対し、致遠館は68・5%に上り、10・2ポイント上回った。

 「自分の1票で政治が変わるか」との問いでは、致遠館は「全くそう思う」「まあそう思う」が計53・5%で、「あまりそう思わない」「全くそう思わない」の46・5%を上回った。全体では「思わない」の方が5・2ポイント多く、政治に悲観的な態度が目立っていたが、致遠館では逆にポジティブな傾向が見えた。

 昨年7月に行われた参院選で、県内の18~19歳の投票率が45・00%だったことについて、全体では「評価する」が10・7%にとどまる一方、「分からない」が25・3%と約4分の1を占めた。これに対し致遠館高は「あまり評価しない」「全く評価しない」という厳しい見方が56・3%と過半数に上り、否定的に捉えていることが分かった。

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